初代宮司・本山博

初代宮司・本山博もとやまひろし
(神名:玉之光照大御子神たまのひかりてらすおおみこのかみ

1925年(昭和元年)12月15日
香川県小豆島生まれ

 

 初代宮司・本山博は、幼時より教組・準教祖に付き添い、滝行や祈りを教えられました。1945年(昭和20年)に予備学生として海軍に入隊しますが、終戦に伴い除隊します。その後、24歳からヨーガ行を始め、1950年(同25)年に教祖の養子となり、1955年(同30年)に初代宮司に就任しました。その一方で哲学研究に邁進し、東京文理科大学(現筑波大学)で博士号(文学博士)を取得します。

 

 宗教者として、教祖の「御神言による指導」(御神占など)を引継ぎ、世界各地の土地のカルマを解き、多くの人々や霊を救ってきました。一方で、厳しい修行をとおして体得した宗教経験の世界を、宗教哲学・比較宗教学的知見で分析するとともに、電気生理学的、生物物理学的研究方法により、魂や霊的世界の実在を科学的に明らかにしようと試みてきました。

 

 こうした研究を目的として、1961年(昭和36年)に宗教心理学研究所、1972年(同47年)国際宗教・超心理学会(IARP)、1992年(平成4年)カリフォルニア人間科学大学院大学(CIHS)などを創設し、研究のみならず教育、後進育成に邁進しました。その学問的、宗教的、教育的活動は諸外国においても高く評価され、特に著書『超感覚的なものとその世界』はユネスコ哲学部門優良図書に推薦されています。