地主大神

地主大神 じぬしおおかみ

 1949年(昭和24)年、神社境内から縄文土器が掘り起こされました。その後、土器が掘り出されたあたりで、指に怪我を負う人が続出したため、教祖が玉光大神様に伺ったところ別の霊が降り、「吾は土器の持ち主だ。吾の鎮まっている所をあばき、荒らした後はそのままに省みないとは何事だ」との言葉がありました。教祖らは驚き不敬を詫び、さらに玉光大神様にお伺いすると「地主神としてお祀りせよ」との御神言がありました。ひとまず土を盛り、土器を御神体としてお祀りしていましたが、1958年(昭和33年)に井の頭の境内に社を建立し、5月15日に地主大神様の御鎮座式を行いました。

 その時、地主大神様から「土地のことで難儀する者は吾に願え。叶えてとらす。また眼病その他願うこと、正しい願いなら何なりと願え。叶えてやる」との御神言をいただきました。それ以来、毎年5月15日に地主大神大祭を行い、境内地の守り神としてお鎮まりいただいております。