宮司紹介
本山一博(もとやま かずひろ)
1962年11月17日
東京都三鷹市生まれ
宮司・本山一博は、10代の頃から初代宮司・本山博のもとで瞑想行の研鑽を積み、自ら様々な行法を実践してきました。筑波大学大学院の博士課程在学中に、後継宮司として指名され、1993年(平成5年)に権宮司、2015年(平成27年)に宮司に就任しました。その他、宗教心理学研究所、IARPも本山博から引継ぎ、それぞれ研究所所長(2014年)、IARP会長(2015年就任、2022年退任)に就任しています。
これまで瞑想行の基本構造を明らかにしたいと研鑽を重ね、オリジナルな瞑想プログラムを次々と考案しています。瞑想を「心と身体の明確な意識化」と位置づけ、自らの心と身体を明確に意識化することで、自らの信念や思い込みから自由になるとしています。現在では特に「四つのステップ瞑想」※、「考え抜く瞑想」※※を信者らに指導しています。
※「四つのステップ瞑想」とは、①呼吸の観察の瞑想、②身体の力を抜く瞑想、③自分自身を受け容れる瞑想、④強制的な精神集中の瞑想からなる瞑想法です。
※※「考え抜く瞑想」とは、具体的な自分の願いやしたいことに焦点を当て、深く集中して「なぜ自分はそれをしたいのか」を考える瞑想のことです。「四つのステップ瞑想」も含め、ご関心のある方は「七星会」や「愛と超作トレーニング」にご参加いただくか、社務所までお問い合わせください。
宗教者としてお祭りの祭祀を務めることで神様に奉仕し、毎月宮司祈願祭を行い、信者の救いのために祈る一方で、本山博の説いた「超作」※についての思索を深めるなど、教学の体系化も進めています。また、伝統的な宗教理論、本山博神学、瞑想や祈りなどの実践論を統合するための探求も行っています。
※「超作」については、本山博『愛と超作』などをご参照ください。
また、宗教間対話にも関心を持ち、30代の頃から様々な宗教間対話に参加し、自らも主催してきました。現在でも公益財団法人・新日本宗教団体連合会の理事を務めるなど、宗教間対話を通して、諸宗教者と協力して社会貢献に寄与するとともに、他宗教の教義や行法を学び、求道のための対話も継続して行っています。